AppleWatch⌚️とOuraRing💍を両方使ってみたので感想を書く
エンジニアあるある。
無駄なコードは絶許だけど、無駄なガジェットは買っちゃう。
あると思う。
先日AppleWatch⌚️は第7世代が、OuraRing💍は第3世代が発表された。
特にこの2つはエンジニアの玩具としてはそこそこ優秀だ。
どちらのデバイスもおじさんが気にする曖昧な関心事を数値化してくれる。
- 運動
- 睡眠
自分も実際に使用し、生活に溶け込ませた上で恩恵を大いに預かっている。
そんなユーザである自分が実際に使ってみた感想を比較しながら綴ろうと思う。
※当記事は、以下のモデルを使用した上での感想であることをご了承頂く。
- AppleWatch⌚️
- 第4世代44mmモデル
- OuraRing💍
- 第二世代
付け心地について
AppleWatch⌚️に関して言えば3年以上使っており、睡眠時にも着用しているが特に問題はない。
少なくともAppleWatch⌚️は時計である以上、人体に対する接着面積は指輪よりも大きいにもかかわらずだ。
購入前は寝てる時間に装着するなんて考えもしなかったが、全く違和感がない。
対してOuraRing💍である。
こんな小さなリングに、自分のバイタルデータや睡眠時間をトラッキングするような各種チップが埋め込まれているなんて、誰が想像できるだろうか。
しかしOuraRing💍は、日常生活において、 時と場合によっては邪魔 になる。
指輪である以上、何かを握る際などには邪魔に感じることが往々にしてある。
電車の吊り革やダンベル、ベンチプレスのバーを握る時。
何かを洗うときに自分は、AppleWatch⌚️と比較して顕著にストレスを感じた。
バッテリー周りについて
言うまでもなく圧倒的にOuraRing💍に軍配が上がる。
体感でいうと、AppleWatch⌚️は長く持って 2日 。OuraRing💍は 4日 程度持つんじゃあないかと思っている。
※あくまでも筆者の体感である
充電周りの環境は、どちらも専用の充電装置を用いる必要があるため変わらない印象である。
AppleWatch⌚️に関してはサードパーティ製の充電デバイスが出ていて、Type-Aの端子もType-Cの端子も存在する。
OuraRing💍は付属のType-C専用のものが一般的だと思われる。
睡眠記録について
睡眠に関して言えば、狩野モデルでいうところの性能品質は満たせていると思う。
寝るときにデバイスを装着していれば、割と正確な睡眠時間を記録できる。
宿泊施設に高級なドライヤーが置いてあったら満足度が上がる、といったような魅力品質に関してはAppleWatch⌚️が優勢だである。
理由は、AppleWatch⌚️はApp Storeを通じて様々なアプリが手に入る点にある。
自身のデータを円グラフで見たい人もいれば棒グラフで見たい人もいる。各々のニーズに合ったアプリを通して自分の睡眠データを確認することができる。
ところが、OuraRing💍については公式アプリしか存在しない。
我儘なユーザとしては、選択肢が少ないように思う。
運動記録について
例えば、あなたが散歩をしたとしよう。
AppleWatch⌚️にとっては、「運動開始」と宣言されたわけではないため万歩計の歩数だけが記録として残る。
OuraRing💍にとってはどうだろう。
「散歩も運動かもしれない」という感じで、アクティビティの数値として計上される。
上記のような、些細だが大きな違いが両者には存在する。
読者にとって散歩が人生においてとても大切であり、うっかり計測を忘れてしまうようであればOuraRing💍はとてもいい相棒になると考える。
ただ睡眠のトピックでも扱ったように、よりカスタマイズ性のある使い方をしたければAppleWatch⌚️にアプリをインストールしたほうがいい場合もある。
ジムへ汗を流しに行っても、OuraRing💍は具体的な種目などの記録ができない。
AppleWatch⌚️を使うと何が良いかという点に関して。
自分はFitness Point Proを使っているが、トレーニング後すぐに記録できる点がとても素晴らしいと思う。
スマートフォンと異なり、記録のために毎回認証は不要で、人差し指でタップするだけで記録ができる。
最後に
今でこそ、どちらのデバイスも少し背伸びをすれば手に入る価格帯になったのではないかと感じる。
自分の健康を気にしていて、ある程度それらの曖昧なものを数値化したい人に当記事が役立てば幸いである。
エンジニア向けにはなるが、OuraRing💍はWeb APIを外部公開している。
OuraRing Developer: API Documentation
自分のヘルスケアデータをゴニョゴニョしてみたい人にとっては、OuraRing💍のほうがエンジニアの玩具としては優位かもしれない。